さて、そろそろ銅鑼灣(トンローワン/コーズウェイベイ)を後にして上環のホテルに戻らなくっ
ちゃ。今日の夕方は、香港のクリエーターのPatrick Lui(draculatoki 茶色金魚)さんとパートナー
のToki Cheungさんに初めて会うことになっているので、ホテルに置いてあるお土産の自作のポス
トカードやら、作品の入ったポートフォリオを取って来たいのです。
地下鉄(MTR/ 地鐵)に乗ればそんなに時間はかからない....と思ったら....な、なんと!地下鉄に降
りる入り口(F出入口だったか?)が目の前でガラガラと閉められていきます。何事?「なぜ入
れないんだ?」と聞く人々に、内側から係員が何か伝えています。私にわかるのは、「今ならまだ
通りの向こう側の入り口から入れるはずだが、急いだ方がいい」ということだけ。これはまずい。
早くホテルに帰って、荷物を取って銅鑼灣に戻らないと...待ち合わせに間に合わなくなります!
汗をかきかき、通りを渡って来てみれば....、なんとここには何人もの警官とたくさんの人垣が。み
んな地下鉄入り口の上にシュウシュウと上る蒸気だか煙だかわからないものを携帯で特ダネだとば
かりに撮っています。
「あ、あのう何が起きた
んですか?」
「わからないです。」
「知りません」
「ではあの蒸気はなに?」
「わからない〜」
えーじゃあみんな、
なんだかわからない
で撮ってるわけ!
???
私も撮ろう...念の為。
「もう、ここも閉鎖されました!」「唔、唔該(ムコイ=すいません)。地鐵(デイティッ)に乗
りたいんですが。どこに行ったら...?」「タイムズ・スクエアのA出入り口しかもうあいていないか
らそちらへどうぞ」とおまわりさん。ひょえーすごい運動量です。タイムズ・スクエアって結構距
離があります〜遅刻は必至だなあ。
それにしても、ここの地下の駅では一体何が起きているんだろーーーー?わからん。
さ、一緒にタイムズ・スクエアに急ぎましょう!
Hi! I'm a Tokyo based illustrator.