香港朋友(ヒョンコン・パンヤウ)Tammyさんは、銅鑼灣にご自分のブティックを持っていて、日本から買い付けて来た服を扱っています。ご本人の仕事だけでも忙しいのですが、明るくておきゃんな性格、なにをやってもスピーディー。面倒見もよくて、毎回会うたびにお世話になりっぱなしです。
さて。そんなTammyさんですが、この日(8月8日)会ったら携帯片手にますます忙しそう。「ど
うしたの?」と聞いたら、ご主人からメールがバンバン来ると。ご主人は今仕事で大変なのでサポートしているのだそうです。「ふ〜ん、で、ご主人どうしたの?」と思ったら.....な、なんと。
Tammyさんのご主人は香港のテレビ局TVBで報道関連の高級監製(Senior Executive Producer)をしています。それで、この時は、北京に出張中でオリンピック開会式の中継の総指揮をとっている、と言うのです。ひぃぃぃぃ〜私なら、そんな神経の擦り切れそうな仕事できません〜(あたり前か。)
そんなわけで、Tammyさんは香港からぴったりと寄り添うように、ご主人サポート中だったわけです。何やら、時折本で調べものをしたり...励ましたり...(かな?詳しい内容はわかりません。
でもご主人Mr.Cheungの緊張が伝わってきます。こんな連絡でもしていなければ、参ってしまいそうです。)日本人の私におもしろかったのは、携帯の画面に繁体字をペン入力していたこと。いつも、繁体字の入力って大変じゃないんだろうか、携帯ではどうやってやるんだろう...と思っていたので。入力画面の上でペン(小さなタブレット)をすべらせて漢字を丸ごと書いても、扁やつくりだけ書いても入力できるそうです。なるほどー。
Patrickさん、Tokiさんたちとみんなで香港日本人倶楽部でお食事したあと、Tammyさんに誘われて....足取りも軽く...
フリンジ・クラブに移動。
Tammyさんは夜は「呑む」のとジャズのliveに行くこと、そしておしゃれなスぺースが大好き。
相変わらずご主人が送って来るメールに「この中継が結構プレッシャーでストレスになるって言うのよ〜!」(←当ったり前ですがな!!)
「お洒落なレストランやバーに全然連れて行ってくれないのよ!」(←Mr.Cheungは気のおけない懐かしめの場所がお好き。充分だよ〜〜/by Mitsuko)などとぼやきながらも、小マメに返信してました。
フリンジ・クラブのギャラリ−スペースでは、まさにジャズのライブ中〜。
ところで、その中でピアノの人だけが、外見上ミュージシャンっぽくない。
色白で、堅物・ガ
リ勉・理系大学院生...にしか見えないんですが...。
「ママ、ボク今日ピ
アノの先生に褒められてしまった...」とか言いそうなん
ですが。
だけど、そんな彼も時折鍵盤をはげしく手が舞い、頭を揺らすのでした。うーん、やっぱり昼間は理工系の研究者、でもピアノの腕はいいんだよね...という人なんじゃないか、どんな生活しているのか...余計なことばかりが気になってしまったのでした。
香港2日目の夜は更けていく...。電車やバスはもう、ない。
Hi! I'm a Tokyo based illustrator.