歌賦街から、荷李活道
(Hollywood Road)に上がる
階段は二本あります。張國榮迷にはお馴染みの「美輪街」。
そして「善慶街」です。
どちらも短い階段なのですが、静かで緑も多く、「憩う」という言葉がぴったりの場所。店や家の前に鉢植えが並んでいるのを眺めていると、東京の下町あたりの路地を連想します。
香港は、この路地に限らず街のど真ん中に人が暮らしている、その温かみが魅力の街だと思います。無味乾燥のオフィス街なんかじゃない。
(↓下の画像はクリックすると大きくなります。)階段脇にお店やギャラリ−が並んでいる、その順番で並べてみました。少しは臨場感がある?↑(左)作業所や生活感のかたまりみたいな店が少し減って、小洒落たギャラリーやブティックがチラホラできてきていました。ここ2−3年で急激に増えた気がします。ただ、新しい店は自然な形で大人しくそこにあって、うまく馴染んでいます。そして、新旧のギャップが楽しいのです。
(中)新しくできたギャラリー。
(右)深夜に、Tammyさんがここで飲んでみたいな〜と閉まっているのを残念がっていた店。シックな赤がきれい。階段の横に階段っていうのも、私の好み...。
以前ボロボロだった店に、こぎれ
いに手を加えたようです。...が、妙に今風ではなく、これまた私好みに、白地に赤の繁体字もうるわしく、古風に手を加えたみたいです。ブラボー♪
うれしくて、階段の上から振り返って撮ってしまいました。すぐ下の店は改装工事中・完成間近くでした。どうやらここも、ギャラリーになるようですよ。休憩中のおじさんた
ちも、こちらを
ジロジロ。
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