前回、油麻地の「陳枝記老刀荘」のことに触れましたので、さらにオマケでにそこで今回購入した
ものもご紹介します。といっても、そう大したものを買ったわけではありません。
ここは『明生鋼竹蒸籠廠』や
『光輝鋼竹蒸籠厨具』と並ん
で、台所・厨房用品の充実した
お店です。店内をウロウロする
だけで、これは何に使うんだろ
う?あ、これはずっと欲しかっ
たものだ。こっちのは、あんな
用途やこんな用途に応用できる
なあ...と、時間がどんどん過ぎ
てしまいます。
包装の簡素さ、包装紙の文字に
もそそられるなあ。
↓じゃ〜ん♪包装をはずしました。
●銅の色をした型2種は、マンゴープリンやゼリーの型。
中華圏の映画に夢中になりはじめたころ、まず最初に作ってみたのはマンゴープリン。参考にした
レシピがよかったおかげで、中国人の友人たちの集まる持ち寄りパーティーで大好評、すっかりい
い気分。その後ずーーっと、この型さえあればもっと香港気分が盛り上がるなあと憧れてきたので
あります。でも、必需品じゃないから見ないようにしてきました。しょっちゅう使うわけじゃない
し台所がゴチャつくのはイカンよね、あーどうしよう、と。
そしてついに今回、あったほうがよいものもあるのだ心のテンションのために!と、
10年の葛藤を経てついに、買いましたー。(すっごくオ—バー、でもほんと。)
●先の尖ったS字フックは何のために買ったかというと、毎秋・冬に塩漬けにした肉を軒下でミイラ
化させる(=干す)ため。そんなもの何ででも代用できるでしょ!とお思いでしょうが...これも心
のテンションのために欲しかったんです。まったくもう...王華さんの塩漬け干し肉(咸肉)の作り方と、冬に幸せな「上海風炊込みご飯」のレシ
ピはこちら。→→『大上海糖果號』上海と北京の家庭で食べられているごく普通の料理
たち/菜飯●そして、平たいおたまは、ご存知、「豆腐花を薄く削ぐようにすくう」ためのものです....あ〜
ついに買っちゃった〜♪これも心のために必要なもの〜。マンゴープリンのあとにチャレンジした
のが「豆腐花」。これも10年に渡り悩み続けました。さあ、漢方薬店に行って石膏粉買い足すぞ〜
っと。(※石膏粉:石膏の粉ではありません、漢方薬の一種で、豆腐花ではにがりの役割。ソフトに
仕上がる)
こちらは、友人へのお土産用。
「中秋月餅」と彫られています。
『陳枝記老刀荘』の領収
書はこちら。
<陳枝記老刀荘>
ウェブサイトはこちら。
香港九龍上海街
316-318 號地下
G/F., 316-318
SHANGHAI STREET,
KLN.,H.K.
TEL: (852) 2385
0317, 2384 7515
FAX: (852) 2771
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追記:STARFERRYさんの記事♪
コメント欄でリンクして下さった「La table de Starferry」のSTARFERRYさんの記事がとってもステキ
なので、追記として改めてこちらで御紹介いたします。...っていうか、行動様式や食べ物や香港の好みが...
似ている...。とはいえSTARFERRYさんのお菓子やパン作りの腕は完成度が高過ぎて目を見張るばかりな
んですけど。
●上海街でのお買いもの、その戦果。→念願のマンゴープリンの型GET♪
●中秋節の月餅やら木型やら。→冰皮月餅に見えますか?
ああ、ご近所だったら料理やお菓子作りをいーっぱいアドバイスしてもらえるのに〜!(といいながら、
何とかご馳走になろうとするんだろうな、多分。)
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